「機能性表示食品」ってよく見るけど、結局なあに?トクホとの違いや選び方を分かりやすく解説!


こんにちは!

ドラッグストアやスーパーに行くと、「〇〇の機能があります!」といった健康に関する表示がある食品をよく見かけますよね。

その中に「機能性表示食品」と書かれたものがあるのをご存知ですか?

体に良さそうだけど、特定保健用食品(トクホ)とはどう違うの?どうやって選べばいいの?

そんな疑問をお持ちの方のために、今回は「機能性表示食品」について、消費者庁の情報を参考にしながら、分かりやすく、そして賢く活用するためのポイントをご紹介します!

難しい話は抜きにして、私たちの普段の生活にどう関係があるのかを見ていきましょう!

「機能性表示食品」とは、どんな食品?

一言でいうと、**「体の特定の機能に役立つ(機能性がある)」ことを、「科学的な根拠に基づいて表示できる食品」**です。

例えば、「体脂肪を減らすのを助ける」「目の健康を維持する」「お腹の調子を整える」といった、具体的な健康効果や体への働き(機能性)を表示することができます。

これは、その食品に含まれる特定の成分に、そういった働きがあるという科学的根拠がちゃんとあるんですよ、ということです。

特定保健用食品(トクホ)とはどう違うの?ここがポイント!

「あれ?それって特定保健用食品(トクホ)と同じじゃないの?」と思った方、鋭いです!似ているようで、実は大きな違いがあるんです。

一番の違いは、国への手続き責任の所在です。

  • 特定保健用食品(トクホ):製品ごとに国の審査を受け、許可を得る必要があります。国がお墨付きを与えるイメージです。
  • 機能性表示食品:国の許可は不要です。事業者が食品の安全性と機能性の科学的根拠に関する情報を、販売する前に消費者庁に届け出る(通知する)必要があります。

つまり、機能性表示食品は、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示している、という点がトクホとは大きく違うんです。

消費者庁は、届け出られた情報に形式的な不備がないかを確認し、その情報をウェブサイトで公開しています。

どんな「機能性」が表示できるの?

機能性表示食品で認められている機能性の表示は、主に「健康の維持及び増進に役立つ」「特定の保健の目的が期待できる」といったものです。

病気の治療や予防に関する表示(「〇〇が治る」「△△の薬の代わりになる」など)はできません。あくまで、健康な方が、今の健康を維持したり、少しでも良くしたりするのを助けるための食品なんです。

具体的には、先ほど例に挙げたような、体脂肪、目の機能、お腹の調子、肌の潤い、記憶力、睡眠の質、血糖値、血圧などにアプローチする様々な機能性が表示されています。

賢く選ぶために!パッケージの「表示」をチェックしよう

機能性表示食品かどうか、そしてどんな機能性があるのかは、パッケージを見れば分かります。チェックしたいポイントはこちらです。

  1. 「機能性表示食品」という文字:まずはこれがあるか確認しましょう。
  2. 具体的な「機能性表示」:「〇〇には△△の機能があることが報告されています。」といった形で書かれています。これがその食品が持つとされる機能です。
  3. 「本品は、事業者の責任において~」といった定型文:これは機能性表示食品であることの目印の一つです。
  4. 「本品は医薬品ではありません。」といった注意書き:薬ではない、という大事な情報です。
  5. 「バランスの取れた食事を~」といった食生活に関する注意喚起:機能性表示食品はあくまで食品であり、基本は日々の食事が大切だということを思い出させてくれます。
  6. 「届出番号」:これが届け出られた機能性表示食品であることの証です。消費者庁のウェブサイトでこの番号を検索すると、どんな科学的根拠に基づいて届け出られたのかなどの詳しい情報を見ることができます。

これらの表示を見ることで、自分が求めている機能性があるか、そしてそれが機能性表示食品として届け出られているものかを確認できます。

機能性表示食品とどう付き合う?上手に活用するコツ

機能性表示食品は、日々の食生活にプラスして、体の特定の機能維持をサポートしてくれる可能性がある食品です。

上手に活用するためのコツは、

  • バランスの取れた食事が基本!:機能性表示食品は、あくまで「食品」であり、薬ではありません。まずは、主食、主菜、副菜を揃えたバランスの良い食事を心がけることが何よりも大切です。
  • 表示をしっかり確認する:どんな機能性が表示されているのか、自分の目的に合っているかを確認しましょう。
  • 過信しすぎない:表示されている機能性は、特定の条件(試験環境や摂取量など)での結果に基づいています。全ての人に同じような効果が確実に出るとは限りません。
  • 体調に異変を感じたら中止する:もし体調に合わないと感じたら、摂取をやめましょう。

自分の食生活や健康状態に合わせて、補助的に取り入れてみるのがおすすめです。

まとめ

機能性表示食品は、事業者が科学的根拠に基づいて機能性表示している食品です。特定保健用食品(トクホ)とは異なり国の許可は不要で、届け出ることで販売できます。

パッケージの表示には、どんな機能性があるか、そして薬ではないことなどが書かれています。

これらを理解して、日々のバランスの取れた食事を基本に、賢く上手に機能性表示食品を活用してみてくださいね!

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