役所に行かずに安心!婚姻届を郵送で提出する方法と注意点
「仕事が忙しくて、婚姻届を出しに役所へ行く時間がない…」
「遠方に住んでいるので、婚姻届を郵送で提出したい」
そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか?実は、婚姻届は郵送でも提出できます。便利な方法ですが、万が一不備があると、受理されずに記念日を逃してしまうかもしれません。
この記事では、婚姻届を郵送で提出する際の方法と注意点を、分かりやすく解説します。事前にしっかり準備して、安心して大切な日を迎えるための参考にしてくださいね。
1. 郵送提出で必要なものリスト
まずは、婚姻届を郵送する際に必ず同封しなければならない必要書類を確認しましょう。
1. 記入済みの婚姻届
婚姻届は、記入欄すべてを漏れなく埋め、お二人の署名と押印、そして証人2名の署名と押印が完了している状態のものを同封します。
記入漏れや、修正テープの使用は不備の原因になります。
2. 戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)
婚姻届の提出先が、お二人の本籍地ではない役所の場合に必要です。
戸籍謄本も、役所に電話などで郵送を依頼して取り寄せる方法があります。
3. 本人確認書類のコピー
提出する婚姻届に記載されている本人(婚姻する二人)の、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類のコピーを同封します。
4. 返信用封筒と切手
受理証明書などの返送を希望する場合に必要です。返送先の住所氏名を記載し、切手を貼った封筒を同封しましょう。
2. 婚姻届を郵送する際のステップと注意点
書類が揃ったら、いよいよ郵送です。
ステップ1:提出日を確定する
婚姻届が受理される「入籍日」は、役所に郵便物が「届いた日」ではなく、「消印が押された日」になります。
記念日を入籍日にしたい場合は、その日に郵便局で婚姻届を出す必要があります。
ステップ2:郵送方法を選ぶ
普通郵便では、配達状況を確認することができません。万が一の紛失を防ぐためにも、追跡可能な「特定記録郵便」や「簡易書留」で送ることを強くおすすめします。
ステップ3:宛名と封筒に注意
宛先は「○○市役所 戸籍係」のように、部署名を明確に書きましょう。
転送不要:宛名に「転送不要」と朱書きで書くことで、確実に役所に届くようにします。
封筒は、婚姻届が折れないように、大きめの角形2号サイズを選びましょう。
3. 最終チェックリスト
婚姻届を郵送する前に、以下の項目を最終確認しましょう。
婚姻届の記入欄に漏れはないか?
婚姻届に夫婦と証人の署名・押印はすべてあるか?
戸籍謄本など、必要書類はすべて揃っているか?
郵送先は正しいか?
追跡可能な方法で送る準備はできているか?
不安な場合は、郵送する前に一度、婚姻届を提出する予定の役所に電話で問い合わせておくのが一番確実です。
まとめ:準備が大切!安心して大切な日を迎えよう
婚姻届の郵送提出は、とても便利な方法です。
しかし、郵送は役所の担当者と直接やりとりができない分、不備があった場合に気づくのが遅れてしまうリスクがあります。
今回ご紹介した注意点を参考に、婚姻届をしっかりと準備し、心から納得できる「入籍日」を迎えられるようにしてくださいね。