本籍地はどこがいい?意外と知らない本籍地の決め方・変更方法を解説
婚姻届や住民票の手続きをしていると、「本籍地」という言葉を耳にします。
「そもそも本籍地って何?」「住所と何が違うの?」
結婚を機に、本籍地をどこにするか迷っている人も多いのではないでしょうか。実は、本籍地は日本国内であればどこにでも設定できるんです。
この記事では、本籍地の決め方から変更の手続きまで、あなたの疑問をすべて解決します。
本籍地とは?住所との決定的な違い
本籍地は、戸籍が置かれている場所で、「家」の所在地を示すものです。一方、住所は、実際に住んでいる場所を示します。
一番の違いは、本籍地には住んでいなくてもいい、ということです。
例えば、東京都に住んでいても、本籍地を北海道に設定することも可能です。婚姻届や引っ越しの手続きで混乱しやすいので、この違いをしっかり理解しておきましょう。
【意外な場所もOK!】本籍地の決め方と選び方
本籍地は自由に決めることができます。本籍地の決め方には、いくつかのメリットとデメリットがあります。
1. 実家や先祖代々の場所
メリット: 先祖や家族の歴史を感じられる。戸籍謄本などを取得する際に、手続きがしやすい。
デメリット: 将来、実家がなくなったり、引っ越ししたりすると、手続きが面倒になる可能性があります。
2. 今住んでいる現住所
メリット: 役所が近く、戸籍謄本などを取得する際に便利です。
デメリット: 住所が変わるたびに本籍地変更の手続きが必要になります。
3. 皇居や富士山などの縁起の良い場所
メリット: 本籍地を皇居や富士山にすることで、縁起を担いだり、記念にすることができます。
デメリット: 戸籍謄本などの手続きをする際に、遠方まで行く必要があり、手続きが煩雑になる可能性があります。
【これだけ覚えれば安心!】本籍地の変更手続き
「やっぱり本籍地を変更したい!」と思った時も、手続きは簡単です。
必要な書類と手続きの流れ
**「転籍届」**を準備する。
筆頭者と配偶者が署名・捺印する。
本籍地変更の理由を記載する。
転籍届を、筆頭者の本籍地または新しく本籍地とする役所に提出する。
「転籍届」の用紙は、役所の窓口でもらえます。手続き自体に費用はかかりません。
本籍地を調べる方法と戸籍謄本の取得
自分の本籍地がどこか分からない場合は、住民票を役所で取得することで確認できます。
戸籍謄本は、本籍地の役所でしか取得できません。もし本籍地が遠方にある場合は、郵送で戸籍謄本を取得することもできます。
まとめ
本籍地は、戸籍という大切な書類の保管場所です。
本籍地をどこにするか、という決め方は、あなたの人生の選択の一つです。
この記事を参考にして、あなたにぴったりの本籍地を選んでください。