婚姻届提出後、何をすればいい?やることリストと手続きの完全ガイド
婚姻届を提出して、ようやくホッとしたのもつかの間。
「次は一体何をすればいいの?」
「手続きが多すぎて、何から手をつければいいかわからない…」
入籍後、苗字や住所が変わる人にとって、さまざまな手続きが待っています。でも、ご安心ください。この記事を読めば、結婚後の氏名変更手続きの全てがわかります。
スムーズに結婚準備を進められるよう、婚姻届提出後にやるべきことを、時系列に沿ってわかりやすく解説します。
【提出後すぐ】まずは役所でこれを手に入れよう
婚姻届を提出したら、まずは役所で以下の書類を取得しましょう。これらの書類は、その後の手続きで必ず必要になります。
戸籍謄本(戸籍全部事項証明書):新しい戸籍ができたことを証明する書類です。本籍地以外の役所に婚姻届を提出した場合は、新しい戸籍ができるまで1週間〜10日ほどかかります。
住民票(住民票の写し):氏名変更後の新しい住民票です。手続きによってはマイナンバー入りのものが必要になることがあります。
どちらも数枚ずつ取得しておくと安心です。
【1週間以内】最優先で済ませたい手続き
婚姻届提出後、まず手をつけるべきは以下の手続きです。
1. 運転免許証の氏名変更
運転免許証は、公的な身分証明書として最もよく使われます。早めに氏名変更手続きを済ませましょう。
手続き場所:運転免許センター、警察署
持ち物:運転免許証、本籍地が記載された住民票、印鑑
注意点:本籍地が変わった場合も、合わせて変更手続きが必要です。
2. 銀行口座の名義変更
給与の振込先やクレジットカードの引き落としなど、生活の基盤となる銀行口座は早めに変更しましょう。
手続き場所:利用している銀行の窓口
持ち物:通帳、キャッシュカード、本人確認書類(運転免許証など)、新しい印鑑、戸籍謄本
注意点:銀行によって必要な書類が異なる場合があるので、事前に確認しましょう。
【1ヶ月以内】その他の重要な手続き
婚姻届提出後1ヶ月以内には、以下の手続き一覧を参考に、必要なものを済ませていきましょう。
3. 会社への報告と手続き
会社によって手続きは異なりますが、一般的には以下の書類を提出します。
氏名変更届
住民票(氏名変更後のもの)
健康保険証(新しいものと交換)
年金手帳
福利厚生や給与振込先の変更もこのタイミングで行います。
4. 健康保険証の氏名変更
健康保険証の変更は、会社員であれば会社を通じて行います。公務員や自営業の方など、自分で手続きをする必要がある場合は、市町村役場や健康保険組合に問い合わせましょう。
5. パスポートの変更
海外旅行の予定がある方は、パスポートの氏名変更手続きも忘れずに行いましょう。
手続き場所:各都道府県のパスポートセンター
持ち物:有効なパスポート、戸籍謄本、運転免許証など、写真
注意点:旧パスポートを失効させて、新たに取得する方法もあります。
【おまけ】旧姓を使い続けたい場合は?
仕事などで旧姓を使い続けたい場合は、会社の規定を確認しましょう。近年は、旧姓を使用することを認めている企業が増えています。
まとめ
婚姻届提出後の手続きは確かにたくさんありますが、一つずつ順番に進めれば大丈夫です。
この記事を手続き一覧として活用して、結婚という新しい人生のスタートを、気持ちよく切りましょう。