住民票の移動と世帯主変更手続きの完全ガイド!もう迷わない
引っ越しをするとき、避けては通れないのが住民票の手続きですよね。特に、住民票の移動や世帯主変更は、どうすればいいのか戸惑う方が多いのではないでしょうか?
この記事では、引っ越しで住民票をどこで、いつまでに、どうやって手続きすればいいのかを、初心者の方でもわかるように徹底解説します。さらに、世帯主の変更手続きについても詳しくご紹介します。これを読めば、もう役所で迷うことはありませんよ。
住民票の移動手続きは3つのパターン
住民票の住所変更は、引っ越し先が旧住所と同じ市区町村内か、それとも違うかによって、手続きの種類が異なります。
パターン1:市区町村外への引っ越し
この場合は、転出届と転入届の2つの手続きが必要です。
旧住所の役所で「転出届」を提出します。
いつまでに?: 引っ越し日の前後14日以内。
必要なもの: 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)、印鑑など。
郵送でもOK?: 転出届は郵送でも手続き可能です。
新住所の役所で「転入届」を提出します。
いつまでに?: 新しい住所に住み始めてから14日以内。
必要なもの: 転出証明書、本人確認書類、マイナンバーカードなど。
パターン2:同じ市区町村内での引っ越し
この場合は、「転居届」を提出します。
どこで?: 新しい住所を管轄する役所。
いつまでに?: 転居した日から14日以内。
必要なもの: 本人確認書類、マイナンバーカードなど。
住民票の手続きを忘れたらどうなる?
手続きの期限を過ぎてしまうと、罰金が科せられる場合があります。いつまでに手続きをすればいいのかをしっかり確認しておきましょう。
世帯主変更手続きのポイント
「世帯主って何?」と思う方もいるかもしれません。世帯主とは、住民票に登録されている世帯の代表者です。以下のような場合、世帯主変更の手続きが必要になります。
ケース1:世帯主が亡くなった場合
世帯主が死亡した場合、残された世帯員が新しい世帯主を届け出る必要があります。
必要なもの: 死亡診断書や戸籍謄本、来庁する人の本人確認書類など。
ケース2:同棲で引っ越す場合
同棲で引っ越す場合、住民票を同じ世帯にするか、別世帯にするか選べます。同じ世帯にする場合は、どちらか一人が世帯主となります。
必要なもの: 本人確認書類など。
注意点: 住民票を別々にすることも可能です。その場合、どちらも世帯主として登録できます。
ケース3:単身赴任で夫が引っ越す場合
夫が単身赴任で引っ越す場合、夫は単身世帯の世帯主となり、残された家族の世帯主は妻や子どもなどになります。
マイナンバーカードで手続きは簡単になる?
マイナンバーカードがあれば、役所の手続きがぐっと楽になります。
転出届: マイナポータル経由でオンラインでの提出が可能です。
転入届: 転出届をオンラインで提出していれば、役所では転入届の提出とカードの更新作業だけで済みます。
まとめ:住民票の手続きは難しくない!
住民票の移動と世帯主変更は、一見複雑そうですが、パターンと必要なものを把握しておけば、スムーズに完了できます。
転出・転入: 市区町村をまたぐ引っ越し
転居: 同じ市区町村内の引っ越し
世帯主変更: 家族構成が変わった場合
このガイドを参考に、引っ越しの手続きを効率よく進めて、新しい生活を気持ちよくスタートさせましょう。