結婚後も「旧姓」はどこまで使える?そのままOKなものと、忘れちゃいけない手続きリスト
ご結婚おめでとうございます!新しい生活が始まると、ワクワクする半面、「氏名変更って何をすればいいんだろう?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
特に「旧姓」を仕事やSNSで使いたいと考えている方は、「どこまでそのまま使えるの?」という疑問がつきものですよね。
この記事では、結婚後の氏名変更で「そのまま使えるもの」と「手続きが必須なもの」を、具体的なリストにしてご紹介します。これを読めば、煩雑な手続きもスムーズに進められますよ。
旧姓のまま使えるもの:こんなものは手続きしなくてOK!
実は、意外なほど多くのものが旧姓のまま使えます。
SNSアカウントやメールアドレス:FacebookやX(旧Twitter)、LINE、Gmailなどのアカウント名は、法律上の氏名変更が必須ではありません。もちろん、気分を変えたい場合は新しい姓に変えることもできます。
ポイントカード:お店のポイントカードや会員カードなども、特に手続きは不要です。
ニックネームや呼び名:職場での呼び名や旧姓の使用については、会社の規則によって異なりますが、最近は旧姓の使用を認めている企業も増えています。まずは会社の担当部署に確認してみましょう。
旧姓のままではNG!「公的書類」は必ず手続きが必要
公的な身分証明書や、財産に関わるものは、必ず手続きが必要です。これを怠ると、後々大きなトラブルになる可能性があるので注意しましょう。
運転免許証:最寄りの警察署で手続きが必要です。新しい運転免許証は即日発行されることがほとんどです。
パスポート:氏名変更の手続きをしないと、海外でトラブルに巻き込まれる可能性があります。パスポートセンターで手続きをしましょう。
銀行口座(通帳):旧姓のままでは、入出金や振込などの手続きがスムーズにできません。新しい氏名に変更し、新しい通帳やキャッシュカードを発行してもらいましょう。
健康保険証:勤務先を通して手続きが必要です。新しい健康保険証が手元に届くまでは、古いものを大切に保管しておきましょう。
クレジットカード:各カード会社のウェブサイトや電話で手続きが必要です。
不動産の登記簿謄本**:不動産を所有している場合、登記簿謄本の名義変更が必要です。司法書士に依頼するのが一般的です。
忘れがちだけど重要!その他の氏名変更手続き
上記の他にも、見落としがちな氏名変更の手続きがあります。
携帯電話、インターネットサービス:契約者名義の変更を忘れないようにしましょう。
生命保険、証券口座:契約内容に関わるため、名義変更は必須です。
資格の登録:医師、弁護士などの資格は、氏名変更の手続きが必要な場合があります。
まとめ:手続きはリストアップして効率的に!
結婚後の手続きは、多岐にわたります。
まずは、必要となる書類をリストアップして、優先順位を決めてから手続きを進めるのがおすすめです。
運転免許証やパスポートなど、身分証明書になるものを先に変更しておくと、他の手続きがスムーズに進みますよ。