安全第一!トランポリンの正しい保管方法で長持ちさせる
最近、おうち時間が増えたことで、室内で手軽に運動できるトランポリンが大人気ですよね。お子さんの遊び道具としてはもちろん、ダイエットやフィットネス目的で使っている方も多いのではないでしょうか。
でも、意外と見落としがちなのが、使わないときの「保管方法」です。
「出しっぱなしでも大丈夫かな?」「どこに置いておくのがベスト?」
間違った保管方法をしてしまうと、トランポリンが傷んでしまったり、思わぬ事故につながったりする危険性があります。そこで今回は、トランポリンを安全に、そして長く愛用するための正しい保管方法を分かりやすく解説します。
1. 室内トランポリンの保管方法
室内用のトランポリンは、基本的に折りたたみ式や分解できるタイプが多いです。
使用後のお手入れ
汗や汚れを拭き取る: トランポリンの跳躍面(ネット部分)は汗や皮脂がつきやすい場所です。使用後は、乾いた布でサッと拭き取り、清潔に保ちましょう。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた液を布に含ませて拭き、その後しっかり水拭きしてください。
保管のポイント
直射日光を避ける: 窓際など、直射日光が当たる場所に置きっぱなしにすると、紫外線によってフレームやマットが劣化し、色褪せやヒビ割れの原因になります。
湿気を避ける: 湿気の多い場所(お風呂場や洗面所の近くなど)に保管すると、金属部分が錆びたり、カビが生えたりする原因になります。できるだけ風通しの良い、乾燥した場所に置きましょう。
高温多湿を避ける: 夏場の車内や暖房の効きすぎる部屋など、高温になる場所での保管は、素材の変形や劣化を早めるため避けてください。
【おすすめの保管場所】
部屋の隅
押し入れやクローゼット
ベッドの下
【便利なアイテム】
トランポリンカバー: 埃や汚れを防ぐ専用のカバーが市販されています。
収納袋: 折りたたみ式のトランポリンには、持ち運びや収納に便利な専用の袋が付属していることもあります。
2. 室外用大型トランポリンの保管方法
庭などに設置する大型トランポリンは、天候の影響を直接受けるため、より丁寧な保管が必要です。
日常のお手入れ
水濡れを防ぐ: 雨ざらしにしておくと、フレームやバネが錆びて強度が落ちる原因になります。使用しないときは、必ず専用の防水カバーをかけてください。
雪対策: 積雪の多い地域では、雪の重みでネットが破れたり、フレームが歪んだりする可能性があります。雪が積もる前にネットやパッドを外し、屋内にしまうか、雪かきをこまめに行いましょう。
長期保管のポイント
シーズンオフなど、長期間使用しない場合は、解体して屋内で保管するのが一番安全です。
解体して保管:
まず、ネット(マット)とパッドを外します。
フレームを分解し、すべてのパーツを乾いた布で拭きます。
金属部分には、錆止めスプレーを塗布するとさらに安心です。
すべてのパーツを専用の袋や箱に入れ、屋内の倉庫やガレージ、物置など、直射日光や雨風が当たらない場所に保管しましょう。
まとめ:安全と寿命のために、ひと手間を惜しまない
トランポリンは、正しく使えば安全で楽しい運動器具です。しかし、誤った保管方法は、製品の寿命を縮めるだけでなく、劣化による事故にもつながりかねません。
「使用後は拭く」「直射日光や雨、湿気を避ける」という、ほんの少しのひと手間をかけるだけで、トランポリンは長く、安全に使えます。
あなたのトランポリンは、今どこにありますか?ぜひ一度、保管場所を見直してみてくださいね。